ゲームに関してはどうしてもネガティブなイメージがありますが、決してネガティブな要素だけでなく、上手く使うことで脳の成長に一役買ってくれる要素があります。
一般的に頭に良さそうなパズルゲームを子供に買ってあげても、なかなか興味を示さなかったり直ぐに飽きてしまったりします。
子供にとって面白くておまけに頭が良くなるゲームっていったいどんなのがあるのだろかという事についてまとめていきたいと思います。
【2020年版】子供に買ってあげたい頭が良くなるゲーム&攻略本で記憶力トレーニング - 多趣味LIFE
頭が良くなるゲームの特徴
- 広大なフィールド+自由度が高い
- 時間制限があり判断が試される(反射神経+正確性)
- アシストが少ない
- 高度なコミュニケーションが必要
頭が良くなる一般的なゲームとしましてこのような要素を兼ね備えていると脳の発達に役立つのではないかと考えられています。
ゲームを買う際にこれらの要素がどれだけ入っているかで選んであげると良いかと思います。
中学生の頃のお話になりますが、超優秀な生徒が案外ゲーマーであったりとゲーム=頭が悪くなるという式は存在しないように感じられました。
個人的な意見としては、5教科が出来ないからといって頭が悪い訳ではないのではないかなと考えております。たまたま、5教科に興味が無かったという解釈が正しいように感じます。
興味があるものは、脳内でドーパミンが放出され記憶に残りやすくなりますので、興味が無いという表現を用いました。
脳の発達に一役買ってくれるゲームを買ったからと言って、5教科に興味が出るかどうかは別問題になりますので、そこのところはご理解をお願いいたします。
ですが、基本的な脳の機能を向上させてくれるので、テストの点数なんて関係なくなる社会人になってからは、その片鱗を見せてくれるのではないかなという事になります。
頭が良くなると言われているゲーム
- スーパーマリオ64→スーパーマリオオデッセイ(上位互換)
- マインクラフト
- Dota2
などなど、論文でも扱われるゲームとなっています。
それぞれが違った面に作用してきます。
マインクラフトなんかは、創造するといった観点から見れば他のゲームと全く違たモノになるのでいいと思います。
おまけに色々なゲーム機でマインクラフトをプレイすることが可能なので、初期投資はかなり低めになるかと思います。スマホでもマインクラフトをプレイすることが出来ます。
マインクラフトで養われた創造性を問題解決に発揮できるようになると社会がより良いモノとなりますので、それを切に願うといった感じです
小学生にオススメするゲームソフト
ゲーム機本体のオススメとしましては、Nintendo Switch ニンテンドースイッチをオススメします。
理由としまして、
NintendoみまもりSwitch というスマホアプリでゲームをどれだけやったのか確認することが出来るので、子供がどれだけゲームをやっているのかを正確に判断できます。
任天堂ならではの子供の成長に配慮した機能はその他にも色々とあるので良いかと思います。
スーパーマリオオデッセイ
レーティング12歳以上対象
広大なフィールドと自由度の高さや、ミニゲームやイベントによる時間制限下の中で正確性を試される作業がふんだんに詰まったゲームになります。
また、操作がバリエーションに富んでいるので脳への負荷がかかるため脳機能向上への効果が期待できます。同じコントローラーを使っていても使い方がゲームによって全然違ってきます。その中でもコントローラーを最大限に生かしているゲームだと思います。
スーパーマリオ64より自由度やミニゲーム、操作性の幅が大幅に向上しているのでかなり良いのではないかと思います。
実際にプレイしてみての感想としまして、大人も楽しめる内容となっておりました。序盤は優しい内容になっておりますが、終盤やミニゲームは大人も苦戦するものとなっておりました。いかにも脳が鍛えられております感満載のゲームでしたので是非といった感じです。
主に期待できる効果
- 集中力アップ
- 記憶力アップ
- 空間認知機能アップ
マインクラフト
レーティング全年齢対象
プログラミング学習の観点から見ると最強のゲームと言える。クリエイティブな要素だけでなく知識の発信・知識の共有・知識の加工といった現代社会において大切な要素がふんだんに詰まったゲームになります。
レゴブロックがより複雑になり物理的な面積をとらなくなったような感じのモノになります。
レゴブロックには物理的な限界があったり部屋が散らかるなどのデメリットもありますが、そういったデメリットを無くしてくれているのでかなり優秀です。おまけに全年齢対象のゲームというところが良いですよね。
主に期待できる効果
- 知識の発信・共有・加工能力の向上
- 集中力の向上
ゲームをやらせるタイミングについて考察
やらせない方がいいのではないかと思われるタイミングをまとめていきます。
- 勉強後すぐ(勉強時間÷5=必要な休憩時間)
- 寝る1時間前
勉強後すぐはダメ
勉強した内容をしっかりと頭の中に入れる為には休憩時間が必要になります。勉強後すぐにゲームをしてしまうと頭に残るのはゲームの知識だけという事が起こりえます。勉強後にはしっかりと休憩時間を設けることが大切になります。
休息時間中は何もしないがベストになります。
寝る1時間前はダメ
ブルーライトによって睡眠への悪影響が出るので就寝1時間前からゲームやテレビを見せない方がいいという事ですね。
睡眠の質への影響が出る事によって、複数の項目に支障が出てしまうので、ここはしっかりと守りましょう。
休日を上手く使う
害を少なく抑えたいのであれば、休日が最も予定を立てやすく生活の中にゲームを組み込みやすいのではないのかなと思います。
朝食食べて、日中に勉強・習い事、外で遊んで、ご飯食べて、ゲームさせて、昼寝など、家のお手伝い・自由時間・習い事、勉強させて、就寝というような流れを作りやすいかと思います。
平日の戦略
学校から帰ってきて直ぐに宿題を終わらせて、ご飯食べて、ゲームという流れはあまりよろしくないのではないかなと思います。睡眠前にゲームを持ってくるのが勿体ないといった印象です。
学校から帰ってきたらちょっとの時間ゲームさせてあげてご飯食べて、勉強して寝る方が勉強内容が頭に定着していいかも。
もしくは、興味のある事柄(ゲーム)をさせてから勉強させた方が、記憶の定着が良くなります。
上記に挙げた、興味がある=記憶に残りやすくなるという原理を使用した方法になります。
ゲーム全般に言えるデメリット
ゲーム全般に言えるデメリットとしまして、体を動かさなくなるという事が最大のデメリットになります。
社会人においても日本は座り過ぎの文化と言えます。
具体的に言うと、
1日で座っている時間の世界平均が5時間に対して、日本人は7時間となっております。明らかに座り過ぎの文化かと言えるでしょう。
脳の機能は身体が動いている時の方が向上するので座り過ぎはよろしくないです。
ゲームをする時はどうしても座ったりしてしまうので注意が必要。
小学校の時間割やお子様から話を聞いて1日どれぐらい座っていたのかを聞いてからゲームをする時間を決めてあげるのもいいかもしれません。
立ちながらゲームができる環境作りを心がけると良いかもしれません。
もしくは、運動後にゲームなど
最後に
ゲームには良い面と悪い面が存在するのは事実。
子供にゲームを渡して好き放題やらせてしまうと悪い面からの影響が強くなります。
しかし、
ゲームの良い面の引き出し方を知っていれば将来に役立つ財産にもなるよという事になります。
ゲームに関してそこまでネガティブにならなくてもいいのではないかなと思います。
子供の頃に1日3時間以上ゲームしていたお医者さんは手術が上手かったというデータも出てきていますので、どうぞよしなに。
紹介したゲームなどなど

Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) 【Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド】
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2017/03/03
- メディア: Video Game